2011年03月02日
温故知新の意味を知る
3月12日 九州新幹線全線開通!
今九州ではこの話題が地方ローカル番組などで盛り上がっています。
記憶を辿ってみると、僕は実は意外と新幹線に乗った経験少ないんだということに気づきました。
子供の頃、家族で名古屋だったか奈良だったか、新幹線に乗った記憶があるのと、
3年程前、仕事で岡山に行くのに新幹線を利用したくらいです。
東京でも大阪でも車で行っちゃう人間なので(笑)
なので今回の九州新幹線全線開通の話題には「別に興味ないけど?」みたいにてんで無頓着だったんですが、
ある方のブログで、九州新幹線前線開通のCMを見て、とても感動したんです。
(このブログの最後にyoutubeアップしてます)
私たち現代人は、ほとんど生活に必要な設備やモノ、環境が整った世の中に産まれ、生きています。
なので「人」が長年かけて作りあげた「環境」にありがたみを感じたり、
感謝する気持ちを持つことがほとんど無いんじゃないかと思います。
でもよーーーく考えてみると、道、建物、橋、電柱、車、etc... この世にあるモノには全て「誕生の瞬間」があるんですよね。
そしてそれに携わった多くの人間の想い、働きがあって今の豊かな生活があることを絶対に忘れちゃいけません。
自分たちの過去の時代を生きた人たちへの感謝の気持ちを忘れちゃいけません。
新幹線の歴史をザーッと調べてみました。
日本で新幹線が開業したのは1969年10月1日。
東京オリンピックの開催に合わせて東海道新幹線が開業したのが始まりだそうです。
しかし「新幹線」という呼称自体は1940年代から既に存在しており、この当時の方々がこつこつとトンネルを掘ったり、計画を進めたりしていたんだそうです。
そして九州新幹線の着工が始まったのが1991年3月<(八代・西鹿児島間)。
「新幹線を作るぞー!」と誰かが言って約70年。
「新幹線ってすげー!」って世の中が注目しだして約40年。
「ついに九州にも新幹線来るらしいバイ!」となって約20年。
とてつもなく長い時間と、想像がつかないほどの数の人の手が加えられているんですよね。
九州新幹線着工から考えても20年なわけですから、生涯を九州新幹線開通に注いだにも関わらず、
残念ながら2011年3月12日を迎えられなかった方々もたくさんいらっしゃると思うんです。
その方々の分まで、今の世の中をしっかりと生き抜き、日本の支えに少しでもなれるよう頑張らないといけないな!
「温故知新」の意味を初めて理解したような気がした若干26歳の男です。
それでは前置きが長くなり、もったいぶってすみませんでした!!
めちゃめちゃいいCMです。
九州新幹線全線開通のCMをどうぞ!!!!!!